私がきんどるふぁいあが好きだった理由

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電子書籍に触れたいって人はPaperwhiteの方がいいと思いますが,後述するように小説特化な部分があるので,そうじゃない方はFireでしょう.しかし,Fire買うぐらいならもう5000円積んでNexus7買ってKindleアプリ使った方が汎用性高くていいと思いますけどね.囲い込みでAndroid標準ストアと言うべきGoogle Playに繋がらないのはさすがに辛いかと…….
私は海外にいたときにFireと電子インクの両方を持ってましたし、スマフォやタブレットでもamazonの書籍を買って読んでみたこともありますし、ついでにクラウドリーダーで読んだこともあります。

アメリカで私が体験した範囲で言うと、Kindle Fireは電子書籍としてよりはムービーを見るデバイスとしてのシームレス体験が良かった気がします。電子書籍体験は(Androidの)Kindleアプリが十分優秀なんですね (デバイスタイプを指定した意味、分かるな!)

ポイントはその体験が結構動画でも出来るということ。もちろん電子書籍ではこれは体験できません。購入ワンポチしてから、すぐに見れるという過程での感覚的な「漏れ」がない感じがしました。上の記事の電子書籍を買う過程と似て、なんか「すむーず!」と思います

おまけに、動画を買うとPCブラウザからも見られました。モバイルからだけでなく、PCブラウザから買ってそのまんまクラウド的に見るということすら出来ます。そういえば『狼と香辛料』 (Spice and Wolf) にはお世話になりました。職場の担当者はホロの裸が仕事場に溢れない様ファイアウォールを設定するべきです、コンテンツ単位で (注: エロではないが特定キャラの裸はしばしば出る)

アプリの面での貧弱さは今後もあまり変わらんなぁと予想します。そういう意味で、安さと本が目的であれば、電子ペーパーの方で良いのです。しかし、Kindle Fireの方も、動画の再生体験において結構ナイスだったと言及しておきたかったのでした (注:過去形なのはもう日本にいるからだお)

ただこの主張のネックは「その話はアメリカ。ここは日本だじぇ」という点で、書籍もさることながら動画も期待するような配信体制にならなそうかなぁ、というところでしょうか。要は上の話は「見たいものがある」ことが前提です。

スタートレックのTNGが無料で見れたり、狼と香辛料が1期20ドル強で見れたりするというのにはまず届かないだろうなぁ、と予想せざるを得ません。プライムユーザのみ1クール前までのを全部見たい放題という超ド級の展開を期待したいところですが、国内の他サービスが息しなくなっちゃいますね本当に。

# なお、海外のKindle等でのアニメ配信状況は比較的お寒いと言及しておきます。Apple TVの方がやや多いのですが、やはり大半はDVD/blurayで見ていました。なお、一度見れても、英語字幕が選択できませんので敷居が二割増し程度にはなります。その中では『狼と香辛料』は配信される方のコンテンツになってました。なんでなんだろうね

ちなみにKindle FireはAndroidタブレットとしてはかなり貧弱でした (HDは試してない……)。コンテンツとしてGoogle Playのマーケットがない、という点はもちろん上記に言及されている通りで、何よりハードウェアが弱いんだろうと。Androidのバージョンとしても古いものがベースですからね。

ただ、スクロールとかもっさりしてるんですが、やれることが少ない分色々と行動のフローは分かりやすくなっていて「遅いのにこれは便利だ」と思える出来でした。昨今の古いタブレットで投げ売りされてる奴らもKindle Fire対応すればまだ息を吹き返すんじゃないかというくらいです。

最後に重要なこととして、暇ならみなさん狼と香辛料を見ましょう。でも英語版は日本語版と雰囲気がだいぶ違うので注意してください。あと、日本では上に挙げたストリーミング配信は見られないからな

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