DDR新バージョンについて雑感

昨日新しいバージョンが登場した。まだ数回しか遊んでないのだけど、ぱっと思いついたことを書く

○ ゲームとして割り切りがよくなってしまった

現状コースがなくなった。限定解禁のExtra Stageがある以外に変化がない。MAX時代に少し近いが、当時よりも「接待」端末に近づいた印象がある。それは、多分周りの音ゲーがその雰囲気を出し続けてるからだろう。

コースがないのは個人的にはとても残念だ。私の全盛期を支えたのがコース (ていうか鬼コースだけど) だっただけに。

X2 のマラソンモード、X3のクイックモードに相当するものもない。今後追加される可能性はあんまりないタイプのものだろう。これもまた、悲しい。99曲設定を完走するには残っている筐体でやるしかない。どうでもいいけど99曲やりきるには2980円かかる。

3曲(+1(+1)) というシンプル構成に戻した結果として、単に時間でやっておしまいという標準的なルートのみが残った。

超高難易度が導入され、さらに自分の衰えも相まってただの接待としての入り口になってきている。本格的に割り切るべきなんだろう。

残念だ

○ goodのフルコンボは、微妙だ

本作ではついにgoodであってもコンボが繋がるようになり、フルコンボ時の「びよよーん」という最後の音も鳴る。これもまた、接待ゲーに近づいている。

曲選択画面で青いサークルがgoodフルコンボ、緑がgreatフルコンボ、黄色がperfectフルコンボとなっている。marvelousフルコンボは見たことも無いのでしらん。

ゲーム中、great, goodが出てくる毎に一応コンボ数の色が違う。だから、青いフルコンボを見たら「やーい負け組」とか言ってやってよい。もちろんハードコアなプレイヤーは緑のコンボ数を見た時点で言ってしまって良い。伝統的なスコアラーはもちろん黄色以上でないと満足しない

goodというのは、周りで見ていると「ずれまくり」というレベルの判定である。踏めてるか大変アヤシイレベルである。

しかし、一つだけ言える評価点がある。そのとき「そこに確かに足があった」のである。つまり、踏もうとした意志に遇することにしたのだと思う。というか、そこに足がある事自体が奇跡という難易度が生まれていることが、goodフルコンボの導入の背景にあるのは間違いない。

こういうのは一度導入されると慣れていく。1.5倍も、導入当初は大変使うのに躊躇した記憶がある。今では1.5倍を入れないのはbpm400とかそういうものくらいである。1.25倍が欲しい

どうでもよいが、ロケテ時には0.25倍というのもあったんだよ。

○ 判定幅が……?

これは勘違いだと信じたい範囲だが、goodフルコンボを導入するのと同時にperfect, greatの範囲に何か細工が入ってないかという感じがした。狭く感じる

とはいえ、リザルト自体は狭くなったという主観を私自身のスコアは全く反映していない。初見12 DP系統は、ものにもよるが970〜980に届く。

X2のスコアは譜面の変更を除けばリセットされていないという。範囲の変更だけ行うとすれば、それは詐欺が横行することを意味する。

多分気負い過ぎなんだろう

○ 11〜12が当座の焦点。私の主戦場もやがてそこに落ちるだろう

初プレイでいきりたって 12 -> 13 -> 14 (nightbird lost wing EDP) とかやったら、足がガクガクしてSound Voltex 1クレジット分の間正常に動かなくなっていた。

nightbird lost wingは確かに重く、現代の14の方向性を伝えている気がする (ヘタするとXepher CDP (15) 並には重い)。ただそれにしても、たとえ前準備のない1クレ目であっても、足が動かなくなるというのはちょっと驚く。

11〜12難易度から凋落するのはいつだろうな。もっとも、SN2期、一度10も辛いくらいに衰えた時期というのがあったし、2年ほど前に再開したときはBASICから順繰りに能力を回復させてきた過去もあるので、そうそうすぐにはならないとは思うが……

○ 色々おわっていく

単なる接待ゲーという割り切りであれば、未だにこのゲームをやる価値はある気はする。今日偶然某所でe-スポーツという名称で格ゲーであるとかスタークラフト2であるとかがしゃべられていたが、DDRは普通に物理的にスポーツの範囲だ。

とはいえ、長い長い歴史でゲームの新規性が死に絶えて、やってない人からすると結構にただウザいゲームにもなってるんじゃないかと思うことが多い。そういう中で、特異であるというだけでアレをやる理由は現代人にはおそらくないんじゃないか。

ダンスというお題目ならダンエボで良い。汗臭い状態でトイレに「着替え禁止」と貼られているのを見てげんなりする疲労感を今の人に知ってもらいたいとも思えない。

コナミが単独で商品性を考えて作っていることを考えれば、以前話題になっていた「ソシャゲー」との絡みでの曲解禁といった方向にも向いていくかもしれない。

自分のいるレベル域が中級それいかに近づくに連れて、ドタバタに付き合ってやるのもそろそろ限界なんじゃねーかと思うのであった。

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