次の仕入れターゲットは大学生あたり、あるいは

難関大生が「塾代わりサイト」、通えぬ生徒応援

同人、大学生とかそのあたりの金との連携が弱いとされる層を使っていこうという動きは結構各所にあるという印象。もっとも読み手に近いのはバイト、インターンか。そういう意味では昔からあったんだけど。

そもそも微妙な30代プログラマでさえ海外の安いところとくらべれば10倍給料をもらっている。それなりにきっちり能力があって、でも言語や意図の翻訳能力がないアジアのIT学部出をうまくとりまとめるようなところがあったりすると、会社としてはどう頑張っても太刀打ちできない。……と思いきや、そこに救世主となる2ヶ月10000円の人材。

私が本当に微妙な気分になるのは、そういう状況で危機感を感じない、でも退職まで10年以上あるおやじ世代なんだな。それでも例えば中間層で指揮力があるのなら全然良い。上でいうと、末端の人と上の人の間に「挟む」レイヤになれるから。

歳食っても現場っぽく振舞いたくて、でも「インターンに負けて」るんだったら、そいつは使えないだろ、と。しかもそれでなんとかなるなると思ってて危機感のきの字も出さずに遊んでたら、そりゃぁダメだろ。自分の強みと実際にやっていることと世間の同種の相場観とを適切に把握出来る人が多くないのはともかく、今の日本は基本的に沈んでる船なんだから、せめて水面より上にいる努力くらいしてください、なんて思う。

さて話を戻すと、要は今後「お前たちすげぇ!」って言って回って若い人を奮起させつつ、ちゃんと入場料を薄く広く徴収していくモデルが、どの分野でも「必須」になる。いや、だって、日本人高いものね。どこかでしわ寄せがくる世代がいるわけだ。そして総ブラックはただ社会人のみならず若い世代をも巻き込んでいく。その内の1%はサルベージされて有名人に。でも残り99%は、なんとなく空疎な達成感でしかし次の段階、つまりブラックな世界に突入していく。最近小中学生にターゲットを絞って成功しているのはアイドル市場。かなり僅差でプログラマ市場もそうなっていく気がする。コンペ、ハッカソン、若手プログラマ大賞など。それを考えると、私の地元数学コンテスト入賞とか、超牧歌的な時代だったんだなぁ……

怖いのは、それを「応援」する人々がこの新しいデススパイラル自体には初め気づきもしないこと。あなたの後ろに赤いルビーのようなおめめが2つ。

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