Raspberry Pi 動かしてみる

今更感が2乗増しなんだが。

http://www.lifehacker.jp/2013/02/130226raspberry_pi_guide.html

おおまかに言うとHDMI, USB, ethernet, SDカード (micro SDでもない) があってmicro USB (5V 700mA)  で給電するPC。独自のRaspbianという(Debianベース?)のLinuxを本家が無償で提供してる。オンボードで便利そうなセンサーみたいのはない。比較的最小仕様。

ということらしい。

Raspbianを利用する場合、OSは他の起動するOS(Windows, Linux, Mac) でSDカードにimgファイルを書き込んだあと、それをRaspberry Piに差して、micro USBのケーブルを挿したところでブートする。

sshdを有効にするか、といった設定をその後にやる。HDMI経由でディスプレイにつないでUSBキーボードで操作出来ないと少々辛い。デフォルトでsshdからさっくりログイン出来るというようなソフト構成ではない。

しかるべきセットアップをすると、後は基本的にはおっそーいLinux。工作は必要ないがボードがむき身のためケースを用意したくなるだろう

今回はMacでのインストールを試した。理屈上は単にddするだけなので、大差ないはず。

http://alltheware.wordpress.com/2012/12/11/easiest-way-sd-card-setup/
  • SHA1(2013-02-09-wheezy-raspbian.zip)
    • b4375dc9d140e6e48e0406f96dead3601fac6c81
  • SHA1(RPi-sd card builder v1.2.zip)
    • af12b7024d0fc0ff22315eb196272c3cc0a76240
後者は公式に正しいSHA1の値が出てなくて涙目。上記のSHA1がおかしいという場合には大至急ご連絡を〜

手順自体は特に問題なし。何も知らない人にとってはSDカードに対するejectとremoveの違いくらいがクリティカルに間違えそうなポイントだろうか。

余っていたmicro SDの4GBをアダプタ経由で使ってみたが特に問題なくインストール出来、ブートも出来た。

普段私が触れてるマシン群よりは遅い印象。せっかくなので最初にzshをapt-getでインストールしたときの感じだけ動画にあげる。


これでは律速がI/Oなのかそれ以外なのかさっぱりだし全く中立的じゃない。いーじゃん一番最初に入れようと思ったパッケージなんだよ。

「十分はえーよばーか」という感想も容易に想像できる。そうですね

是非何かのベンチマークを……と思ったがめんどくさいのでやめ。軽量なオペレーションには向いてる可能性がある。例えばご自宅でセンサーアラームを作るときとかは可能性あるんじゃない、とか思った。

計測については本気でやりたい人が1000台くらい並べてGPS将棋みたいなのを走らせれば良いんだと思う。しらん。

ケースに入れてサーバールームにぶち込むことにする、予定。

追記

そういや上記の速度周りの問題だが、micro SDも適当だしアダプタだしと特にまじめに考えずに使ったものなのでRaspberry Piのせいではない可能性大、という指摘受ける。後で良さげなSDにして比較してみる、かもしれない。ただ、こういう指摘もあった。

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