何故中国はヨーロッパのように世界を席巻しなかったか

『銃・病原菌・鉄』でもW・H・マクール『世界史』の双方を見ると、中国は早い段階で統一が起こり、文化の多様性を担保する地理的な壁がなかったため、相当早い段階(11・12世紀)にヨーロッパの17世紀時点の技術を持っていたにもかかわらず、それを進化させることもなければ、中国の領土外へ進出させていくこともなかった、という。

儒教をベースとした官僚主導の社会においては商人は「寄生者」なのだそうだ。そういう宗教的バックグラウンドと、モンゴルの北からの侵略を遠因として南海への進出が阻害 (政府によって禁止) され、数々の先行してなされた発明品も政府によって統制され、外部への展開の途は閉ざされた。一言で言えば「統制が行き過ぎて内向きに収束してしまった」ということなのだろう。非常に興味深い

このブログの人気の投稿

LibreOfficeで表紙、目次、本体でフッターのページ番号のスタイルを変える

WiiUのコントローラが通信不良に陥った話

技術書典2 あ-03 『もわねっとのPythonの本』