『禁じられた遊び』

こんなのを買ってみた → 究極の名作映画大全集 DVD10枚組

英語かと思ったら『禁じられた遊び』はフランス語だった (参考: Wikipedia)

白黒モノラル音声の古い作品で、正直面白いんだろうかと思ったのだが、見ていると意外とハラハラした。

時代と文化を超えて分かる「あ、それはアカン(´・ω・`)」と思える子どもの無邪気っぷり。宗教的文句が多いものの、テーマや雰囲気は分かりやすい。アクションに価値が有るものではないから、白黒モノラル音声で何の問題もない。強いて言えば声がくぐもってるので、ヒアリングの練習であれば辛いかもしれない。ただそもそも、フランス語だ。

当時の雰囲気なのか、今と生活の「間」が異なるというか、今見ていると間が抜けているような動きを人々がする。戦時だからというのもあるだろうが、人の生き死にが少々軽い。素性の良くわからない子を一時的に引き止めるのに躊躇せず、引取りが来たらあっさり引き渡す。古い映画を見るとそこに違和感と面白さを感じる面もある。『12人のやさしい日本人』の昭和感も、多分そう。アニメとかにもある。江戸川コナンの持つ携帯電話は時代とともに進化して、本人は子どものまま。

「名作」と言われてても、わざわざおすすめする気はしない (以前書いた『怒れる男』はおすすめ)。上のDVDを買ったのは単に、ある書店の店先に日焼けしたのが置いてあって気になったからだ。後、スヌーピーがことある毎に『市民ケーン』を説くので気になってはいた、とか (そっちは見てない)

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