『さよなら絶望先生』

今更ながら全巻読破した。

どうしても時事ネタは古さを感じるものもあるので、その点も間引く必要はあるかも。総理の交代とか震災に絡んだものとかもそう。とはいえ思い出しつつ読める範囲。「あー、そのタイミングでジムノペディ」みたいな逆の発見になる ※

※ 知らなかったのだが「消失」で3番まで使ったんだとか。ジムノペディは最近『らららクラシック』でやってたし、名曲。

この手のコメディ漫画を一気読みするのは想像以上に精神にクるものがある。正直、当初目的であれば本当に最終話周辺だけで良かった。(30巻エンドに対して)26・27巻あたりから伏線の巻取りを少しずつ進めてる感じなので、1〜5巻、23巻〜30巻とかでも十分だったかも。7年の厚みは実際に7年歳月とともに読みながら年取らないと分からんところあると思う。

しょーもないダジャレの蓄積という意味ではお見事としか言いようないんだけど……良く考えるなぁ。

いないはずのキャラがいる、という話にデジャブあるなと思ったら出来の悪い推理モノだった。絶望先生の方が相応にブラックで綺麗な巻取りかなぁと思う。コメディに対して少し黒すぎる感はあるんだけどな。

今なら「絶望した!選挙結果に絶望した!」ということで色々出てくるはずだ。都、イギリス、フィリピン、そ・し・て「切り札」。すごい、ネタでいっぱいだ。



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