無料は裏切っていく

とあるゲームの無料版を公式のマーケットからインストールしてプレイし始めたところ、ゲームの合間合間にものすごい量の「買えー買えー」というメッセージと、クリックミスを誘発する広告が挟まって、もはやゲームどころではなかった。これが、監査の厳しいマーケットで許されているというので、それが一番の驚きだった。

まだ課金の口を開いていない無料サービスが最近段々遅くなっていて、ユーザの落胆・サービス提供者の苦しみ双方を感じる。

無料という言葉で語られない裏の部分をどう侵食するかを皆が模索している。

自分でも小規模ながら他人に向けたサービス・アプリを書くことがあるので、やりたいことは分かる面も多々あるものの、言ってしまえば、言葉尻の綺麗さを徹底的に利用していくスタンスがWeb上では効く。

プレゼンス・ファーストであり、アテンション・エコノミーであり、キルミーベイベーの世の中だ。

溢れた中でピックアップされる率を高めて投資回収を狙うための口をユーザが「我慢できる」限界まで高めるというサイクルはどこまでいくのか。中立的な意味で興味が沸く。


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