見たものいくつか

○ のだめカンタービレ

すでに書いたので基本的に省略。

コミック目を通しつつ、2016年の番外編というのを知って読んだ。映像と違ってコミック見ると音楽のほうに興味が向かいづらいな……

あるいは自分の中に周期があって、あるときにジャズとかクラシック、絵画に対する興味がばっときて去っていくというのがあったりする気がする。今回の波には良く乗れたと思う(下記セッションに続く)

○ 夜は短し歩けよ乙女(アニメ映画)

ヒロインの清々しさ(天然っぷり?)と各所で聞こえる普段あまり聞かない言葉遣い、言い回しにしばしばハッとさせられる。荒唐無稽にも思えるような演出やストーリーが、時折目が覚めるような、粒のようなシーンに着地してはまた飛び跳ねて、観ている側を惑わしつつも、気づいてみるととても「普通の」若い恋愛小説のエンディングに着地していた。感心した。余裕があれば小説の方も読むかもしんない。

○ セッション

ジャズ版ハートマン軍曹かよ、と思わせておいて、交通事故でなくたった優秀な教え子についてしんみりしたり、ドラムやら主人公が血まみれになったと思ったら、やっぱりハートマン軍曹がしごくまっとうなジャズ論をゆったりと語ったり、軋轢が解消したかと思ったら私怨バリバリの罠で「まじかよ」と思わせたら……といろいろと観客として揺さぶられつつ、なんというか「魂のぶつかり」というか……いや、ぶっちゃけ無茶である。

「のだめカンタービレ」と対比すると、「はたらく細胞」に対する「はたらく細胞BLACK」のような感じだろうか……

○ ところで

脱線するけどチャーリー・パーカーって聞くとなくなった石塚運昇氏を思い出してしまう……
「チャーリーは言った。手は手でなければ洗えない。得ようと思ったらまず与えよってな。てことはどーゆーことだ、チャーリーはやれって言ってるんじゃねぇのか?」
http://center.ed.kanazawa-u.ac.jp/~taguchi/taguo/ai/cowboy.htm

そうか、与えられたのはシンバルだったのか……

○ 暇だな?

というより手と頭をつかう時間がプライベートでうまく取れないんだよな。

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