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9月, 2014の投稿を表示しています

るろーに残り二作見てきた

以下全てネタバレ 以前1作目を見たとき自分としては割と面白かった。というわけで、思い切って後半二作見ることにした。1作目をかなり忘れていてコミックのキャラも映画で思い出したと言うレベルなのだけど、感想だけ書いとく。 登場人物は原作で自分が抱いたイメージに概ね合っていた。志々雄真が合ってればそれでいーんだよ、という話もあるんだけど、宗次郎が宗次郎じゃないとそれはそれでダメだろ、みたいな。強いて言えばイメージの中野宗次郎はもっと細身かなぁ、という気がするけど、それは井之頭五郎がTV版で若干頬が細い件に文句を言うような無粋さがある。割と良いキャラの味付けだと思う。 次回予告が微妙にしょぼかったので心配してたがアクション(殺陣)が前作同様、なかなか良かった。 時間の都合上か、コミックでお馴染みの必殺技にまつわる演出は中途半端なものも多い。前回「なんだあの、バネでぴよーんみたいなジャンプwww」とかいう気分で見てた牙突以外に、なんというか縮地が想像よりしょぼいとか、そういうのが随所にある。二重の極みに至っては登場しなかった。 嫁が残念がっていたのは蒼紫で、確かに本作2作だけだと「ただのバーサーカーじゃねーかwww」と自分も思ったくらい何か微妙さはある。ヘタするといる意味あんのか、レベル。 全体として、十本刀や弥彦を含む、剣心以外のキャラの成長に関連するシーン、それに関連した戦闘シーンが簡略化あるいは省略されているので、原作知らないとまず理解が全く出来ない挙動 (宗次郎がケンケンしてるのあれ何みたいな) や、知っていても「えー」と思う演出がいくつかある。 伝説の最期編は特に不完全燃焼感が顕著で、目隠しおじさんは目隠しおじさんとしてしか出て来ず戦闘開始後うんちくなしで一瞬で退場し牙突零式も出ない。映画化2本でやるというのがかなり無理難題というのもあるかなぁ、という話は間違いなくある。ただ、十本刀が半数以上いる海岸側があっさり明治政府側の勝利に終わるのは、どう考えてもおかしいだろうと思う。ヒーローフラグ立ってるキャラはほぼ船の中なのに。 コミック読んだことがある人は見てみてもいい気がする。どっちにするか決めかねる場合はまず1本目を見るのだ。多分、主人公のやや不自然な「おろ」に慣れれば、全部見れる。

(メモ) iPhone6 Plus触れてみた

大きいと言われるし、事実今までのiPhone5等と比べても大きいが、自分は「大きい」と感じなかった。多分、自分にとってはiPhone5が十分に大き過ぎで何かを越えてしまっているからだと思う。てっきりKindle Paperwhiteサイズくらいのイメージ感を持っていたが、全くそんなことはなかった。 そのため、iPhone6とiPhone6 Plusでは「がっかりするくらい」iPhone6 Plusは「小さく」思ってしまった。これは中途半端という表現でもいいのかもしれない。使いやすいベストなサイズという思想はなさそうだ。 7インチタブレットに最適なアプリは10インチ寄りか、それとも電話寄りか、という議論を一時期活発に聞いていた。アプリに依るのだが、概ね電話よりに「せざるをえない」中途半端さがあった。それでも7インチなりのデザインというものはあり得るのだけど、手作業を考えれば通常のアプリでそれはやれないだろう。 iPhone6 Plusはさらに「酷い」サイズ感だと思う。1億かければ良いUIを実装しようと思うだろうが普通の人はその100分の1くらいでやらねばならない。とても注力したくなるサイズ感でもなさそうだ。それでも、やるのだろう。独裁の悪い面が両OSで別の場所から漏れでてくるような、そういう雰囲気が現場にあるのなら、是非聞いてみたい。 巨大化はあり得ると思ったが、もっと振って欲しかった。これは、予想とは裏腹に微妙サイズ過ぎて欲しいとあまり思えない。どうだろう。お財布ケータイを試したことがないから、そういう意味で買ってみようか。 (メモです)

#pyconjp "Continuous Publication" 以下略発表した

http://www.slideshare.net/mowamowa3/py-con2014jp まず、お時間取っていただいた方に感謝。そして 後半数十スライド余分にアップロードされている 点をお伝えしたい。ほとんどが下書き原稿のため分かりやすいことは期待できないが、本編の補助資料としては一部意味があると思う。 スライドと発表速度については以下のとおり。 本編74スライドで27分強かかっている (制限30分) 半分くらいのスライドがいわゆる高橋メソッドスタイルの1行である デモに3〜5分使っている 後半時間が足りなくなる、ということは幸いなかった (運) 全体的に急ぎ足だった気がする とすると、25分でこの折衷スタイルはせいぜい60スライド程度が適正と思う 余ったスライドの前半数スライドは、発表直前に冗長と判断して切り貼りしたところでもあったりする。 仮に入れていたら、30分の時間制限をオーバーしていた可能性がある。 これは、個人的には今後に活かしたい。 発表の準備と発表過程そのものにトラブルに類するものはなかった、と思う。フォントサイズ等で見苦しいミスをした部分はないと理解している。 おそらく問題があるとすれば内容で、今回のテーマで期待されていた方向性に合致していたかは正直定かではない。「中級」で期待する水準は他のプレゼンテーションではもう少し高かった気がする。 自分には面白みに欠ける主張を優先する (対策にローテクを持ってくる、思想にロートルめいたものが混ざる) 方向性があるようで、このあたりはどうコンテンツにするかは悩みどころ。先進技術的なものを期待するところで「単にメモれ」では、ちょっと面白く無いだろうとは思う。 本発表の範囲では"Publication"という表現は大げさであった。せめて今後そうなるよう期待したい。 動画はPyCon JP 2014スタッフから何か案内があると思う。

iPhone6に替える?

リンク省略。 またでかくなるのかー、と思った。常にHT-03Aのサイズ感前後が良いと考えている身として、ラインナップにそちらがないのは不安がある。 ただ、バッテリーの持ちを考えた時には現在そういう端末はあまり役に立たないかもしれない、とも思える。バックグラウンドでアプリが走りまくるようになった自分のiPhone5でKindleを使うと半日持たない (Kindleで小さい画面はよろしくない、という点を置いておいても) バッテリーの技術はそのサイズ感でのリチウムイオンバッテリーの需要が増幅したことによって加速したように見えただけだと『エネルギー問題入門』には書かれていた。言い換えると「準備が出来た分、市場の力で安くなったんだけど、これ以降、安くなるイノベーションはバッテリの世界じゃそんな速くおきねぇよ」ということのようだ。 特許等で容量が大増幅するという触れ込みのニュースを目にするが、同著さの意見を頼るとすると、ユーザや開発者としてはやや悲観よりに見ていた方がよいらしい。つまり、「数年で何倍もアップ!」というバッテリー持ちは、同一サイズの端末ではおそらく成立しない。単に容積が増えてるのをアップと勘違いさせてるだけだ、と。 むしろ、アプリのリッチ化から逆に同一サイズの端末はバッテリー消費が速くなるしかない……という考えでいるほうが、選択する端末を誤らないのではないか、と。ただ、この部分は上記の本ではなく私の考えだ。 表示する表面積を大きくするiPhone6 Plusの方向性はここまでは「リッチさの犠牲」として受け入れる方向になるんだろうし、Android界隈ではとっくになってるきがする。 あるいは、経験がヘタる事実を受け入れてiPhone5cの方向性で耐えるか。これはこれで、iPhoneの界隈だとありかもしれない。 歩いているときに明らかな邪魔になるという点から、Phabletのサイズならリュックに入れておく方が良いと(自分が)思う可能性は十分ある。この状況では、スマートウォッチでの通知は現実味がある。 でかいのでポケットに入れたくないものと変な時計の2つを組み合わせて自分のライフスタイルに合うのなら、今サイズの大きさに動揺してiPhon6 PlusではなくiPhone6とする必要はないのかもしれない。 電話をぽっけにいれる時代...

ふぁいんまんぶつりがくふぉーふりー

http://www.feynmanlectures.caltech.edu/ 以下より。 遂に『ファインマン物理学』全巻がHTML5でオンライン公開されていた これに限らず、全教育英語で受けてたかったなぁと思うことがある。 情報量すげぇww だめだ読むのに超時間かかりすぎるわ辛い(´・ω・`) 日本語ネイティブなのに英語のほうがするっと入る表現が多いなぁ(´・ω・`) …… (´・ω・`)

SRS-X9

リビングにおけるようなスピーカを探していたところ、ある日これを見て「欲しい✌('ω'✌ )三✌('ω')✌三( ✌'ω')✌」と思った。それから数ヶ月してようやく買う機会を得た。 電源コンセントを除いて、配線は不要。 Bluetoothのスピーカとして使える。また、宅内にサーバがあれば専用アプリからの操作で取ってこれるらしい。 最近、自宅で適当なボサノバやジャズをBGMに流す機会が増えている。そういった用途にこのスピーカは違和感なくハマった。ボリュームを下げた状態で自然な「BGM感」が出てくるし、ニューエイジとかでも音質上、(自分としては)何の問題もない。 おーいぇー Radikoとも簡単に連携する。AMラジオ局なのに雰囲気がFMっぽくなる。特にTBSラジオのお昼の番組でこれをやると、……違和感があるw 屋外に持ち運ぶには思いが、宅内で場所を変える程度ならわけはない。今後、宅内持ち運びの用途でもいくらか期待出来るところがある。 フォーマット云々がどうなるか知らないが、ハイレゾ対応という部分は、今後数年のうちに意味が出てくるかもしれない。ただ、話を聞くことがあるJPOP等での音割れ問題は、自分の流すものにあんまり関係がない。スピーカー・ヘッドホン沼関係のコダワリは私にはあまりないし、やっぱりハイレゾはどうでもいいのかもしれない。iTunesなど手軽な媒体が対応したら、自然に試すだろう。 悩みは、今月切ろうと思っていた同ソニーのMusic Unlimitedという音楽ストリーミングサービス。連携が密なので、切るのは惜しいのだが…… 適当になんでもいいから音楽を流すときには、発見する上では潜在的には非常に便利なんだが、自動での選曲が、なんというかヘボい。例えば自分の場合、ボサノバかなんかのチャンネルにあわせると、ものすごい頻度でLisa Onoの"Two Kites"という曲が流れるのだった。これはこれでいい曲だが、これでは音楽ストリーミングの価値はあまりない (この曲はイントロですぐそれと分かる。マンネリにならないためにはあまり頻繁に流れてほしくない曲の一つという印象) # その他に音楽系サービスのオススメがあれば、引き続きFacebook等にご一報ください。...

タネンバウムのネットワーク本 (5版)

下に行くほど知らんというか、特に電気工学周りがさっぱりなのがあかんなぁと思いつつ、読み物として面白い部分が多かった。ただ、手が出ない部分もある。衛星のネットワークのような話は、雑学的に面白い以上ではない。ただこの本を読む人は実際NASAとかの人である可能性もあるのだろうから、ただしいし、新しいネットワークに使うアイディアも見つかるかもしんない。 この5版を今読むと既に古い部分も多い。どうも原著は2010年のものらしい。アップデートが待たれる。大部な教科書の有効範囲、というのを同時に考えた。

「大統領の執事の涙」を見た

34年間をホワイトハウスの執事として生きたアフリカ系アメリカ人、言いかえれば「黒人執事」の物語。以下特にとりとめなく書く。 モデルとなる「黒人執事」は実際に存在し、( http://en.wikipedia.org/wiki/Eugene_Allen )、この映画のエピソードとも一部関係しているらしい。 映画の描くアメリカの様子は、有色人種が様々な形で迫害された時代から、オバマ大統領が生まれるまでの、短いような長いような30年超のアメリカ史に直結している。そのような激しい変化の中で、政治に一番近いのに遠い、ホワイトハウスの執事として務めた人物を題材として、公民権運動を映画化するという試み自体が面白いと思うし、内容も示唆深い。 素人目に言えば、この「黒人の執事」という組み合わせは、今も昔もおそらく普通なのだが、それでいて幾分独特の特性を持っているように見えた。「空気のように」その場にいて、大統領をも世話する中、政治には一切関与せず、当の黒人自体は国全体で迫害されるなかで、執事としては信頼はされている。同胞の評価は二分し、一方は面汚しと罵り、しかし一方は迫害される自分たちの地位を押し上げた誉れある職業だと評価する。 給与は白人に対して4割(だったかな)安かったようだ。外部ではKKKを始めとした粗敷による迫害や、その逆にキング牧師による運動が盛んだった時代を跨いでいる。その中で、ごく稀な例外のごとく、主人公はパリっとした服装でホワイトハウスという政治の象徴的場でアメリカの大統領に仕え、時には迫害される黒人として意見すら求められる。 なんとも微妙な立ち位置だ。給料は安いとはいえ、誉れ高く、しかし自分たちのコミュニティの権利を能動的に獲得するという活動に参加できる立場ではない。 物語ではそれぞれの時代を象徴する映像が登場人物と密接にリンクする形で登場する。主人公であるセシルの息子の一人はセシルとは対照的に公民権運動に積極的に関与する。その息子は逮捕されるというシーンがあるのだが、逮捕されるそのシーン自体は、実際のアメリカで起きた公民権運動のさなかの本物のニュース映像のようだ。 主人公の息子は二人いる。一人は公民権運動をした。一人はベトナム戦争で戦死した。いずれも、アメリカの波乱に飲み込まれているなか、ホワイトハウスの執事は関与出来ない。公民権運動に...